人を知る

授業もやれば学校運営も。
多種多様な業務を経験できるのが魅力。
関根 真奈美
日本語常勤教師(2007年入社)
- プロフィール
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2007年10月入社(中途)
現在の所属:ISIキャリア外語アカデミー渋谷校
- 現在の仕事について教えてください。
- ISIキャリア外語アカデミー渋谷校の教務副部長として、担任業務と授業担当の他に学校運営に携わっています。マネジメントに参与することで、学校のことを深く知ることができるのが面白いです。
- 入社の決め手は何でしょう?
- 日本語学校で働きたいと思っていたからです。それまで小学校や専門学校で外国人の子どもや留学生の授業、その他の対応をやってきたのですが、日本語教育に携わるならやはり基本は日本語学校だと。自分の大卒時は、未経験では日本語学校に採用されなかったんですよね。
- 面接で記憶に残っているエピソードは何かありますか?
- 当時、面接での模擬授業は通常のクラス授業の一部を使って行っていたため、ISIで勉強している学生20名程度に対して模擬授業を行いました。とても緊張しましたが、終わって教室から出る時に、模擬授業を受けてくれた学生さんが「あなたはとてもいい先生です」と言ってくれました。とてもうれしく、それを今でも覚えています。

- 教壇に立つ仕事だけでなく、マネジメントにも携わる今の仕事についてどう感じますか?
- 実をいうと、今のようなキャリアはまったく想像していなかったです。初めのころはマネジメントに自信が持てなかったですし、どうすればよいか悩みました。ただ、教師としての道を究めると思っていても、マネジメントに入って別の視点も持ちたいなと感じ始める人もいると思います。私みたいに。一つのことに集中してずっと先生がいいと考える人もいるし、色々な情報を集めてブラッシュアップしたいと考える人もいる。ISIは大きいので、そういうことができなくはない環境です。私は現在の立場でスタッフの人事面談をする機会があるので、1人1人のキャリアプランについてどうしたいのか話を聞いたりアドバイスをしたりもします。
- 一方で、教師としても学生とじかに接しているので、学生の気持ちが他者から聞くよりは実感としてある、そのことはマネジメント職に生かすことができるとも感じています。
- これまでのキャリアで迷ったこと、大きな決断だったことは何でしょうか?
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京都校への異動が一番大きい決断だったと思います。それまでは既存の学校で業務を行っていましたが、京都校では新規のコースを新しいメンバーで、一から学校運営をしていかないといけないという状況。自分にできるだろうかという迷いはありました。一緒に働いてくれてた人たちがみんないい人で、フォローしてくれました。京都は本社と離れている分、ISIとしての一体感みたいなものをどう醸成できるんだろうかと、よく話し合っていました。
(注※京都校は2017年に開設)
- 多くのグループ校を擁する中で一貫する「ISIらしさ」のようなものはありますか?
- まずは学生が多国籍なところ。京都でも渋谷でも、どこへ行ってもです。そして、共通して意欲的でまじめな良い学生たちが在籍しているところです。学生が落ち着いて安心して勉強できる環境が整っているし、先生の側も安心して教えられると思います。教えることに集中できるわけです。

- ISIで長く働き続けられる理由は何でしょう?
- 部署や勤務先に様々な選択肢があるということですね。いろいろな業務に携われるのが魅力だと思います。もちろん環境の変化は大変ですが、私は新しいことを知るのが好きなので、異動があることで新鮮な気持ちで働き続けられているのかなと思います。
- どんな人に合う職業、職場だと思いますか?また、どんな人と一緒に働きたいと思いますか?
- いろいろな考えを持った人が集まっているので、物事に柔軟に対応できるといいと思います。また、その違いを楽しめるともっといいのかなとも思います。
- 学校を良くしていこうと考え、それに向かってみんなと一緒に頑張ろうと思える人がいいですね。
- これから入社する人へメッセージを!
- 日本語を教えるというのは簡単なようで、やはり難しいです。文法上では合っているのになぜか日本人に通じない場合などがあります。文法を教えるだけではなく、文化的背景などいろいろな状況を踏まえてどうしてそういう表現を使うのかなどを考え、学生に伝えていく必要があります。日本語を教えるために、新しい日本を発見することも多く、楽しいです。一緒に新しい日本を見つけながら働きませんか。

- 休日の過ごし方は?
- 散歩。今はできていませんが、街道歩きが好きなので再開させたい。
- 会社をひとことで表すと?
- 地球