人を知る

失敗もトラブルも、拍手を贈られる喜びも、
全部糧にする。

才名園 優治

日本語常勤教師(2019年入社)

プロフィール
2019年7月入社(新卒)
現在の所属:ISIランゲージスクール京都校教務部
現在の仕事について教えてください。
3クラスの担任で、1日180分の授業を週5回受け持っています。また、初級の授業をより良くするためのチームのリーダーとしても、職員と協力しながら日々、日本語教育に向き合っています。
この仕事、そしてISIで働くことの魅力とは?
様々な国から来た様々な文化・価値観を持った学生さんと、日本語という言葉を意思伝達のツールとして異文化交流ができる点が、日本語教師の魅力です。そんな多様性のある学生たちの言語・文化学習、生活のサポートができるのも醍醐味だと思います。
そして、ISIは常に上を目指している会社なので、その環境に身を置いて業務を行うことが自分自身のレベルアップにも繋がると思っています。現在所属している京都校は、職場の先輩、上長がすごくあたたかい。色々なことを質問できるし、私自身の足りないところ、目指すところを都度都度、伝えてくださる。プロフェッショナルであると同時にすごくファミリーな感じ。恵まれていると思います。
やりがいを感じたエピソードを教えてください。
ある時、授業で機材トラブルが起こり、パソコンが動かない、音が出ない、プロジェクターが映らないと準備したものが何も使えなくなったことがありました。それで、自分の知識と経験を総動員し、その場にあるもので授業をやり切りました。学生さんの持ち物をお借りし、彼らを巻き込み、いつもよりうんと自分が動いて。それがなんとも楽しくて、イレギュラーが大好きな自分というものを発見しました。また、その時の学生さんの反応からも、想定外のことが起きることや様々な判断、学生に喜んでもらうための感覚などを体得したと思います。
仕事の中で意識していることはありますか?
夢や希望を持って来日し、ISIで日本語を学ぼうと決めてくれた学生さんのために、より大きな喜びや楽しみ、興味を提供したいと思い行動しています。具体的には、日常的に本を読むようにしています。語彙について質問があった際「こんな本を読んだらもっと使い方が分かるよね」などとアドバイスできますから。色々な伝統芸能に触れ、サブカルチャーといわれるものも一通り見ているつもりです。また、この自分が学生さんの想像する日本や日本文化のイメージの一部であるという意識をもって、言葉遣いやふるまいに気をつけています。
学生との触れ合いの中で心に残るエピソードを教えてください。
授業の最後に学生さんから自然と拍手が起きたり、学期修了時に感謝のお手紙をいただいたりすると、この仕事をしていて良かったなと心に残っています。学生さんの笑顔がみられることを想定して授業をつくって、それがバッチリとはまった時には嬉しいし、むこうもやる気なのが伝わってきます。それを目指すことがモチベーションになっていると思います。
逆に、壁にぶつかった経験はありますか?
業務が重なり、優先順位がうまくつけられなかったことです。教室外でも学生を優先した対応が先生というものには求められていると思いますが、うまくいかないところは経験不足による壁かなと。先輩方にもいろんなアドバイスをいただいて、咀嚼させていただいて、でもマニュアル通りにいかない、教えてもらった通りにいかない時に、その教えてもらったことをどう自分というフィルターを通して学生にどう届けられるのかなというのが、非常に難しいと思っています。少しずつ、その経験を積み重ねているところです。
どんな教師を目指したいですか?
理想は、非常に深く知識を持ちつつ皆から愛されるカリスマアイドルになりたいなと思っています。文法やコミュニケーション論などもステップアップして、すごく賢くて、かつめちゃくちゃアイドルやん!と憧れの的になる。行きつく先は、才名園先生に教わって良かった、ISIに来て良かった、日本に来て良かったという気持ちになってもらえるような教師を目指しています。
どんな人に合う職業、職場だと思いますか?
異文化だけでなく、日本文化にも興味があり、人を知ろうとする意欲がある人だと思います。また、日本語教育は日々進歩していますので学ぶ意欲も必要だと思います。「気づく」力がある人はとても合っている職業だと思います。
これから入社する人へメッセージを!
自分の今までの人生で経験してきたこと、これから経験することすべてが輝く職場だと思います。ぜひ、いっしょにがんばりましょう!!
最近ハマっていること
プリン作り(カラメルは好みに合わせて熱を入れること、プリン液に気泡を入れないこと!)、ディズニー(映画もパークも)、写真、ライブ。
会社をひとことで表すと?
挑戦